消費増税 2014年4月の消費税率8%引き上げを決定
堺市長選 竹山修身氏が再選
政党支持率 共産党が2位浮上
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▼ 5兆円の無駄遣いをするための、消費増税。
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政府は1日、2014年4月の消費税率8%への引き上げを決定しました。
安倍首相は、増税に備えて企業向け減税に加え、
5兆円規模の経済対策を策定すると表明しました。
3%分の引き上げで消費税収は年8.1兆円増える見通しですが、
初年度の14年度は約5兆円増にとどまる見込みとのことです。
全くおかしな話です。
これでは5兆円の無駄遣いをするために増税するのと同じです。
消費増税は税制改善のためにやるべきことなのに、
全くそうなっていません。
増加する税収も5兆円程度では、景気の腰折れを招くでしょう。
これは完全にペテンであり、お金をばらまいて票を買う、
という自民党が戻ってきたとしか言えません。
来年は8%、その次は10%までの引き上げという話でしたが、
それはやめておこうという流れになっているようです。
しかし国と地方の基礎的財政収支の推移を見れば、
厳しい日本の財政は一目瞭然です。
国際比較をすると、消費税率8%程度は決して高くなく、
EUは15%程度を推奨しているという人もいます。
しかし、日本は法人税も相続税も高く、
一概に消費税率だけで比較しても意味はありません。
法人税、所得税、相続税など、全てを考慮して
税金全体の設計を見直すことが重要であり、
今日本はそのタイミングが来ているのだと思います。
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▼ 堺抜きで大阪都を実現せよ。
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堺市長選は29日投開票され、無所属で現職の竹山修身氏が、
「大阪維新の会」公認の元堺市議、西林克敏氏を破って
再選しました。
予想通り、竹山氏の再選となり、大阪維新の会は
惨敗した形になりました。
これにより、橋下大阪市長が推進しようとしている
「大阪都構想」に堺を含めることができなくなり、
計画の頓挫が懸念されています。
橋下市長は「潔く負け」を認めると言っていますが、
負けを認めることよりも重要なのは、戦略を変更することです。
堺が抜けようとも、あくまで「大阪都」を作ろうとするなら、
松井大阪府知事、橋下大阪市長がいれば、
「大阪都」を実現することができます。
東京都でも23区に入らず、「市」になっている地域が
いくつかありますが、同じように「大阪都」も「堺市」を
残したままにすれば良いのです。
もちろん、堺を含めて大阪都を実現するのが理想ですが、
それが無理であってもこの際「大阪都」は
実現させてしまうべきだと思います。
大阪都が東京都と同じように力を持ってくれば、
「堺市」も言うことを聞かざるを得ない状況になるでしょう。
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▼ 10年後に現れる本物の政治家に期待。
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日経新聞によると、世論調査の政党支持率で、
共産党が前月に比べて2ポイント増の6%と自民党の55%に次いで
2位に浮上したとのことです。
これは2001年2月以来の高支持率で、
民主党は同2ポイント減の5%で、1997年9月と並ぶ結党以来最低を
記録しています。
共産党が2位とは言え、政党支持率の推移を見れば、
自民党以外は「地を這うミミズ」と同じレベルです。
ただし、今はこの世の春を謳歌している自民党も、
民主党がそうであったように、
いつまた落ちてしまうかも知れません。
日本人は、ほんの少しの過失で一気に支持しなくなる傾向があります。
それにしても、自民党は相変わらず「ばらまき」をしているだけで、
実質的には何も有効な政策を実行していません。
先に見た税制問題を見てもわかるように、もう少し国の
抜本的な部分を変える必要があります。
そういう意味で、私が期待しているのは「10年後」です。
今の日本のバイオリズムだと、
10年に1度「メサイア(救世主)」的な存在が登場します。
かつての細川氏、小泉氏などです。
今回、橋下氏にその役割を期待していましたが、
どうやら無理そうです。
私は、安倍政権は経済問題に対処できず、
10年持たない可能性が高いと見ています。
もし仮に10年後まで存続したとしても、その時には
安倍首相の復古主義的な思想が表面化し、
それが理由で崩壊すると思います。
そのとき、10年後に「本物」の人物が出てきてくれることを
私は期待しています。