大前研一「ニュースの視点」Blog

KON617 今週の注目ニュース

2016年4月11日 イオン しまむら ファーストリテイリング 訪日外国人

今週は下記の注目ニュースのうち「訪日外国人&イオン&ファーストリテーリング&しまむら」に関する話題を大前研一が解説します。

 

*セブン&アイHD/鈴木敏文会長兼CEOが退任。井阪隆一社長の手腕評価で社外役員らが反対し社長交代案を否決
*租税回避問題/パナマ文書で資産隠し疑惑。アイスランドのグンロイグソン首相が辞任
*EU情勢/EUとウクライナの連合協定めぐり国民投票。賛成が40%、反対は60%
*ロシア情勢/プーチン大統領直属の国家親衛隊を創設。内務省軍特殊即応部隊、機動隊など推定で35万~40万人に
*クリミア半島情勢/ロシアのクリミア半島併合から2年、プーチン大統領がケルチ海峡大橋の工事を視察
*ナゴルノ・カラバフ紛争/アルメニアとアゼルバイジャンが停戦で合意。ロシア・メドベージェフ首相が訪問し停戦順守を要求
*イスラム国/シリアとイラクの支配地域が北海道ほどの面積があった2014年ピークの6割程度に縮小
*イギリス情勢/英紙の世論調査でEU残留希望が51%、離脱は49%で揺れる世論を反映
*ブラジル情勢/ブラジル民主運動党が連立を離脱。ルセフ政権の基盤が揺らぐ
*マレーシア情勢/米国司法省が「ドイツ銀行」と「JPモルガン」に「1MDB」との取引開示を要請
*マレーシア自動車大手/マハティール氏がナジブ氏との対立で戦略に行き詰まり。国民車「プロトン」が窮地に
*中国情勢/習近平国家主席に毛沢東以来最大の権力、汚職撲滅、検閲でエリート層にも不満との報道
*香港・亜洲電視/香港の老舗テレビ局が広告争いで資金難、業績低迷で地上波放送を終了
*米国大統領選/共和党のウィスコンシン州予備選でクルーズ氏が勝利。トランプ氏は妊娠中絶女性に処罰発言で女性票失う
*<Realtime On-line Case Study>もしも私が「ザイマックスの島田雅文CEO」だったら、経済が成熟しCRE戦略の必要性が高まる中、今後の成長戦略をどう描くか?
*メキシコ情勢/2015年の日系企業の拠点数が前年比18%増、5年間で2.2倍の957に
*フォード/メキシコに小型車工場を新設へ。投資額は約1765億円で2018年に生産開始
*電気自動車/「テスラ」の400万円以下の新型量産車、モデル3を発表。「GM」や「日産」も次世代型を投入へ
*世界渋滞調査/夕方の道路渋滞で最悪はバンコク。イスタンブール、メキシコ、モスクワ、サンクトペテルブルクなどが上位
*訪日外国人客/政府が2020年に4000万人を目標に。中国、インド、ロシアなど重点5カ国のビザ発給要件を緩和
*通訳案内士/全国約1万9000人にとどまり、観光庁が無資格の有料通訳案内を可能に
*ホテル稼働率/2015年の都市部シティーホテルの稼働率は全国平均で79.9%
*ホテル容積率/国土交通省が建物の容積率緩和を検討。大都市のホテル不足が深刻化、整備を後押し
*大阪湾岸道路/六甲アイランド北から駒栄の西伸14.5キロ部分、神戸港に架ける橋桁下を約66メートルに設定
*東京23区/池田利道氏の著書「23区格差」を紹介。東京のパワーは23区の格差から生まれていた
*国内乳製品市場/規制改革会議でTPPにらみ国産乳製品の競争力を強化へ。酪農家が販売先や使い道を選べる仕組み導入
*原発再稼動問題/福岡高裁が川内原発の運転差し止めを求めた住民側抗告を棄却
*電力提携/関西、九州、中国、四国の西日本4電力が提携。原発の危機管理、安全対策で協力
*太陽光発電/経済産業省が2019年度までに買い取り価格を2割引き下げへ、優遇措置を是正
*国際経済/ポール・クルーグマン氏が安倍首相とのやり取りをツイート
*国内経済/1年後の物価上昇率見通しはマイナス金利の効果が広がらず、昨年12月比で0.2pt減少の0.8%に
*TPP/政府が日米交渉の内部文書を衆院TPP特別委に提示。西川・衆院特別委員長著書「TPPの真実」が守秘義務違反の可能性
*経歴詐称問題/ショーンKと同じなのか、高市早苗大臣に経歴詐称疑惑。米国議会の立法調査官は存在せず
*人材紹介サービス/「サーチファーム・ジャパン」が経歴詐称なら紹介料400万~500万円を返金するサービス開始
*イオン/「WAONポイント」を他社に開放、3年後に会員6000万人。新たな共通ポイントサービスを開始
*LINE/関東財務局が立ち入り検査。前払式支払手段の仕様変更で供託金数十億円逃れた疑い
*ファーストリテイリング/「ユニクロ」の3月の国内既存店客数が前年同月比で8.6%減少
*しまむら/2016年2月期決算は3年ぶりの営業増益に。V字回復の理由は値上げ

*トラック規制緩和/国土交通省がトラックの全長規制を緩和へ。1人の運転手が大型トラック2台分を運送可能に
*アラスカ航空/米「ヴァージン・アメリカ」を約2900億円で買収。米東海岸とメキシコ路線を取り込み
*スペースX/ロケットブースターの海上回収に成功。打ち上げ費用を約100分の1に削減可能

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